最近はやりの「糖質制限」に物申す

アメリカで最新の臨床栄養学の学会で発表された報告では、炭水化物は摂りすぎても脂質に変化せずに過剰摂取分の大半は体外に排出される事が分かっています。確かにラットを使った実験では過剰摂取した炭水化物は脂質に転換するのですが、人間にはそのまま当てはまらないのです。何故か、それはラットと人間では脳の大きさが全く違うからです。
人間は1日に必要なエネルギーの2割を脳が消費します。また、糖質は肝臓・筋肉・脂肪にグリコーゲンになって蓄積します。
グリコーゲンは糖質1に対して水3と結合して蓄えられます。
人間の体の6割は水で出来ていると聞いたことがあると思いますがどこに6割もの水があるでしょうか?血液はせいぜい5リットルです。
答えはグリコーゲンと結合している水です。ですから、糖質制限をすると脳の非常食であるグリコーゲンが消費され、糖質1を消費すると同時に水3が排泄されます。つまり、糖質制限ダイエットは脂肪はそのままで肝臓・筋肉・脂肪に蓄えられたグリコーゲンを消費させ、結合していた水を排泄することで脂肪は全く減らない見せかけだけのダイエット法なのです。
脳の唯一のエネルギー源である炭水化物を摂らないと、育ちざかりのお子さんの学業にも、一家の大黒柱であるご主人の仕事にも悪影響を及ぼすのです。

このことを知らない訳が無い大手企業は利益追求目的の為に糖質制限を煽っているとしか考えられません。
しっかり、朝ご飯を食べましょう。